いつも、楽しく拝読させていただいている ブルさん (id:bullpowerworld)さんが息子さんと「サシ呑み」したとの記事を読んで、遠い記憶が蘇ってきました。
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父は、わたしが30代後半の頃に他界してもうこの世にいません。
もっといろいろな話をしたり、一緒に出掛けたりしたかった。
わたしが就職してまだ間もない頃、父から「呑みに行くか」と誘われました。
これにはびっくり。
というのも父は昭和の頑固おやじを絵に書いたような人。
だらしない振る舞いがあれば、叱り飛ばされ、怒号はもちろんヤンチャしていた頃は張り飛ばされることも。
仲良く呑みに行くなど考えられない父娘関係でした。
ちなみに弟は末っ子の要領の良さで一度も叩かれたことがない。
友人数人が我が家に遊びに来ていた時、「靴の脱ぎ方が悪い」と友人の中の1人の靴を家の前の用水路に流してしまった逸話があります(笑)
普通、そんなことする? <(`^´)>
そんな父が大嫌いでした。
しかし、自分も就職して仕事の大変さが身にしみるようになってくると徐々に父との距離が縮まっていきました。
そして、実家の近所の小料理屋さんへ。
「ここのは何でも旨いからどんどん食え」とたくさん料理を注文します。
煮物、和えもの、おひたし、煮魚・・・
これは父の嫌いなものばかり。
父は好き嫌いが多い人で家で肉しか食べません。
しかも、塩コショウで焼いただけの肉。
「そんなにひとりで食べれないよ」とわたし。
ところが、父が食べてるんです。
生まれてこのかた、食べたところを見た事が無かった料理をパクパクと・・・
「え?肉しか食べないんじゃなかったの?」とわたしが聞くと
「家ではな」と父。
何故か深く追求するのが憚れて、その後は仕事の話や父の趣味の釣りの話などで盛り上がりました。
お互いに酔いが回ってきたところでやはりどうしてもあの続きが気になる。
「ねぇ、どうして家では肉しか食べないの?」
「結婚当初から母さんの料理が口に合わん」
「なんでそれ母さんに言わないのよ」
「だって、一生懸命作っているのにかわいそうだろ」
そ、そんな・・・
わたしも弟も無理して食べていたのに
残すと「全部食べろ」って怒っていたくせに
酷過ぎる・・・
これね、お料理上手なお母様がいるご家庭ってものすごーーーく幸せなことなんですよ。
うちの母は、典型的な味音痴なんです。
主人がわたしの実家に来たときに煮物をひと口食べて驚いた顔をしていました。
母は「数時間かけてことこと煮込んだ煮物なのよ~」と言っていましたが・・・
無理やり口に詰め込んでなんとか飲み込んでいたものの、あとで「味がまったくなかった」と言ってました。
もちろん、わたしも弟も手をつけません(笑)
怒ったわたしは父に
「わたしたち(弟のこと)に食べさせておいて自分は食べないって酷いじゃない」
「わりい、わりい」
「わりいじゃないわよ!残さず食べろって怒っていたくせに!」
「そのかわり、土日は俺が作った料理食べさせてただろ」
母はもう80歳を超えています。
父の遺志を継いで母には、何も言ってません。
実家に帰ると母を連れて、なるべく外食に行くようにしています。
3の付く日は「サンタの日」
こちらのブログもアップしました!
お散歩ショット
《今日の雑草》
ムラサキクンシラン by Google レンズ
漢字では「紫君子蘭」
この花も梅雨どきに咲く花。
ただいまバーチャル旅行中:275、276日目
7月11日(日)雨:オフ
7月12日(月)曇:朝
やっと、ワクチン接種券が届いたのでかかりつけの病院で予約してきた。
1回目は今月末、2回目は来月中旬だ。
7月13日(火)曇:朝
今日、1回目のワクチンを接種してきた主人。
いまのところ副反応のような症状はない。
今、夕飯のフライパンを振っている。
1ステージ | 富山駅→ハウステンボス 1,000km |
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2日間の歩行距離 | 14.7 km (5 km/h) |
2日間の歩数 | 21,088 歩 |
通算の距離と歩数 | 1,000km+929.6 km:2,772,764 歩 |
到達地点 | クレープリーボンボン 大分県宇佐市別府258−1 |
目標地点 | 関門橋まであと 74.0 km |
ブコメ Thanks です!
チェスキー (id:aquarelax) さん
優しさというより惚れた弱みだったのでしょうね。
傍から見ていても母にぞっこん(笑)でしたから。
それで子どもを犠牲にするってどーよって思いますけどww
Pちゃん (id:hukunekox) さん
驚きますよね。
結婚してから何十年もですよ。
ひたすら肉だけ食べているんですから(笑)
mog (id:mogmogmogla) さん
たぶん、酔って父の口が軽くなったんでしょう(笑)
今となってはいい思い出です。
母はもう80ですからね。
このままでいいと思っています。
サンタ (id:santa-baking) さん
おーそれはうちの母の上をいきますね。
子どもの頃に感じた美味しい物への憧れが
今のサンタさんやわたしを作っているのかも。
そう考えると、これも食育のひとつのやり方?(笑)
くまたろう (id:jb-64) さん
煮ているのに味がしないって不思議ですよね。
主人もどうやったらあんな煮物になるのかと首を捻ってました(笑)
父は、母にぞっこんでしたからね。
優しさというより惚れた弱みだったと思いますよ(笑)
OTSHOKOPAN (id:ot_nail) さん
父は傍で見ててもわかるくらい母に惚れてました。
そのおかげで子どものわたし達が犠牲に・・・(笑)
父とはこの日から、ちょくちょく飲むようになりました。
父娘って、近いようで遠い関係ですよね。
サシ飲みで初めて知ることが多かったです。
OTSHOKOPANさんもいつか是非!
goukakuigakubu (id:goukakuigakubu) さん
いいんです、笑ってもらえたら嬉しいです。
今では、わたしも笑い話にしていますから(笑)
是非、お子様とサシ飲みしてみて下さい。
これをきかっけに父娘で頻繁に飲み歩いてました。
今まで知らなかった父が知れて楽しかったです!
prin (id:shibainumugi) さん
ほんと、この時代の人って不器用ですよね~
やはり、お母様のお料理に何も言えないんですね。
わたしたちも不器用なのかな(笑)
はい、サシ飲みしなければ真実をずっと知らないままでした。
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ゴールデンレトリバーサンタのお気楽な日常
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