ホイットニーの歌声を堪能できる映画【I WANNA DANCE WITH SOMEBODY】

肩まであった髪をばっさり切りました。

美容師さん「こんなに切っちゃっていいの」

ゆかちん「いいんです。ばっさりやっちゃって下さい」

美容師さん「何かあったの？」

ゆかちん「別に・・・」

美容師さん「これから寒くなるというのにね」

ということで首元がやけにすぅーすぅーしております（笑）

「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」を観てきました。

特にホイットニーのファンというわけではないのですが

脚本家があの「ボヘミアンラプソティー」と同じというのに背中を押されました。

さすがに今回も映画と音楽の見事な融合・・・

圧巻のパフォーマンス

※本文中の画像の一部は「映画.com」より引用

I WANNA DANCE WITH SOMEBODY
監　督：ケイシー・レモンズ監督
出　演：ナオミ・アッキー、スタンリー・トゥッチ
公開年：2022年製作／144分／PG12
製作国：アメリカ

数々のヒットソングとともに彼女がトップシンガーに昇りつめるまでとその後に訪れる悲劇までが描かれる。

ホイットニー・ヒューストンを見いだした伝説の音楽プロデューサー、クライブ・デイビスの手腕とホイットニーの才能が数々の圧巻のパフォーマンスを生みだしていく。

ボヘミアンラプソティーでフレディマーキューリーを演じたラミ・マレックが顔は全然違うのに観ているうちにフレディにしか見えなくなったあの現象が今回もまた・・・

ホイットニーを演じたナオミ・アッキー。

歩き方からちょっとした動作、表情など途中からホイットニーに見えてくるから不思議。

ホイットニーの曲といえば、この曲。

映画「ボディーガード」で歌われた「エンダーーー♪」が浮かびませんか？

この「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を見つけてきたのはケビン・コスナーだったことにビックリ！

カントリー歌手のドリー・パートンの曲なんですけどね。

日本で言えば『天城越え』を MISYAに薦めるようなもん？

でも、それ聴きたい！（笑）

↓　こちらがドリー・パートンによる原曲

まったく違う！

アレンジや歌い方でこうも曲の印象って変わるんですね。

クライブとホイットニーは、ケビン・コスナーが見つけてきたこの曲を聴いて「これだ！」となるんです。

ケビン、クライブ、ホイットニーの才能がぶつかる瞬間。

そして世界的なヒット曲に・・・

この曲をホイットニーに推薦したケビン・コスナーも音楽のセンスがあるってことよね。

「優れた歌い手はいい役者だ」と言いますが逆もまた然りなんですね。

スーパースターにありがちな光と影の狭間で葛藤し自ら破滅の道を選んでしまったホイットニー。

そう書くと暗く重い映画になりそうですが、ホイットニーの歌はそれらの負の部分を払拭する迫力でした。

パフォーマンスのシーンが多いので、コンサートに行ったような気分に・・・

音楽プロデューサーのクライブが言った『今世紀最高の声』をまた聞けて幸せでした。

この歌声を聴くだけでも映画館に足を運ぶ価値ありです。

フードコートの100時間カレー。

カツカレーに「半日分の野菜」をトッピング