家から車で20分程にある城ヶ平山(じょうがだいらやま)に登ってきました。
標高は446.3mの低山です。
帰って来てから気づいたのですが、登りの写真はほとんど無かったです。
撮っていたのは、この湧き水の水飲み場だけでした。
黙々と無心になって歩いていたようです。
というか、山歩きは平地のウォーキングと違っていろいろと考えられないんですよね。
こんな低山でも、
湿地帯のようなところでは滑りそうになるし、
痩せ尾根では、一歩踏み外したら「アウチだな」ってとこはあるし、
ハチやアブや蛇には注意しないといけないし、
わたしのようなヘタレでビビりだと全集中で登らざるを得ないのです。
それでもいつもなら立ち止まって花や景色を眺めるのですが、それは心に余裕があるからなんですね。
この時のわたしは、サンタを見送ったばかりで悲しみの中にいたのでそんな余裕はありませんでした。
無理をして山行きを選んだのは何かしていないと、どんどん悲しみに飲み込まれそうだったから。
黙々とただ歩くことだけに集中していたら、ずしんとあった悲しみの塊が解けて行くような感覚に。
頂上直前の鎖場の岩登りでは「楽しい!」と感じていました。
そして頂上!
ここにはかつて茗荷谷山城というお城があったところ。
城跡の頂上は平坦で広々としているんです。
山の頂上は狭いところが多く、密になりがちなんですがここならその心配はいらないでしょう。
現に、既に2組と後から1組の登山者の方がいらっしゃいましたが、皆さん離れて頂上の景色を楽しんでおられました。
そう、なんといってもここからの眺めが素晴らしい。
毛勝山や大日岳、剱岳等が見渡せます。
剱岳のつるぎの部分に雲がかかっていましたが、この大きな自然を目の当たりにするとすべてのことがありのままにただただ自然の摂理だったのだと理解することが出来ました。
これで、心に余裕が生まれ下山時は花や景色を愛でることができました。
ツリフネソウ by Google レンズ
花に癒され・・・
清流の流れに癒され・・・
珍しい花に遭遇して嬉しくなり・・・
無理にでも山に来て良かった。
下山口の浅生口を出てすぐに、映画「おおかみこどもの雨と雪」のモデルとなった「花の家」があります。
ここへは、前に訪れているので今回はスルーしますが、あの映画の古民家そのままの家です。
今回歩いて来た登山道は、この家のご主人がおひとりで何年もかけ、山を切り開いて作られたそうです。
県外ナンバーの車やバイクがたくさん見学に来られていました。
ここに来たら必ず、立ち寄る大好きな渓谷「千巖渓(せんがんけい)」に立ち寄りました。
ここは、山に登らずとも車で来る事が出来るのですが、なぜかいつも人がいない・・・
この日もこの「もののけ姫」のような景色を1人占めです。
ここは動画で・・・
お腹が空いた・・・
ここに来たらコレでしょ。
ドライブイン金龍の「大岩そうめん」
富山県民は夏になるとこのそうめんが無性に食べたくなって行列が出来ます。
もう涼しくなってきたので、行列はできていませんでした。
このそうめんの美味しさの決め手は水でしょうね。
万年雪をいただく立山連峰からの冷えた湧き水に かつお・こんぶ・しいたけ・あごなどからとったお出汁は水筒に入れて持ち歩きたいほど。
ここに来て食べるしかありません。
今年も食べることができて良かった。
これで、夏を締めくくることが出来ます。
そして、白玉ぜんざい。
たくさん歩いたからいいよね~ ww
美味しかった~!
ごちそうさまでした。
ミシュランプレートに選ばれたらしいけど、掲載を断ったってウワサ本当かな?
皆さん、ご心配をおかけしましたがもう大丈夫。
サンタの思い出を胸に前に進みます。
この日の夜は、なんと9時間一度も目覚めず眠れました。
こんなにたっぷり寝たのは、何ヵ月ぶり。
これで体と心のバランスが一致したようです。
ただいまバーチャル旅行中:337、338日目
10月4日(月)晴
10月5日(火)晴
1ステージ | 富山駅→ハウステンボス 1,000km |
---|---|
2ステージ | ハウステンボス→関門トンネル人道 1,000km |
2日間の歩行距離 | 10.1km (5 km/h) |
2日間の歩数 | 14,548 歩 |
通算の距離と歩数 | 2,000km+288.9 km:3,285,668 歩 |
到達地点 | かんきつ屋 広島県尾道市瀬戸田町荻109−19 |
目標地点 | 今治駅まであと 34.1 km |
ブコメ Thanks です!
二位ガン (id:newgenworld) さん
息子さんと登るには、とてもいい山だと思います。
お子さん連れで登山されている方にも会いました。
頂上にたどりついた達成感は格別ですよね。
それを知ってから山がやめられなくなりました。
goukakuigakubu (id:goukakuigakubu) さん
この時は、何をしてても悲しくなっていました。
家にいるとサンタのいない空間がより大きく感じられるんですよね。
思い切って山に出掛けて良かったです。
大自然の中に身をおくと心のモヤモヤが晴れたような気がしました。
今も悲しいことには変わりありませんが、
以前のようにずっと囚われることは無くなりました。
サンタ (id:santa-baking) さん
はい、自然の治癒力って凄いです。
人間も動物なんでしょうね。
自然がすべてを吸い取ってくれるような気がしました。
この山自体もあの映画に出てくる森のモデルなんですよ。
「花の家」には世界各国から聖地巡礼のファンの方が訪れています。
チェスキー (id:aquarelax) さん
標高の低い小さな山はインターバルがないので
以外と急登な個所も多いです。
ただ、登る距離が短いので短時間の集中で済みます。
ここの鎖場も10歩ぐらいの短いやつです。
自然からは多くの癒しを貰えますね。
眠れたのも体が疲れただけではない自然の癒しがあったような気がしています。
三代目井筒屋 (id:harenokuni2019) さん
こちらこそ、ありがとうございます。
mog (id:mogmogmogla) さん
モグさんもよく森を歩かれてますよね。
うんうん、自然は心のモヤモヤを吸い取ってくれますよね。
山はいつも単独です。
あえて、ひとりがいいと思っています。
歩くも休むもコースも自分のペースで決められるし
相手に合わせる必要がないので気が楽なんですよね。
ただ、単独登山は危険なので充分な用心を怠らないようにしています。
K七 ケーナナ (id:knana19) さん
ありがとうございます。
これでもいつもより写真撮りませんでした。
いつもなら没にするのが忍びないのですが
今回は全部載せることができて良かったです!
タコスカ (id:kefugahi) さん
わたしもエビアンと天然水の違いわかりませんww
きっと、下山後で喉がカッラカラだったこともあるのでしょうね。
ごくごくとドリンクのように出汁を飲んでしまいました。
喉の乾きとペコペコのお腹だが一番美味しく食べるコツですね(笑)
OTSHOKOPAN (id:ot_nail) さん
そのとおり!
自然の力は偉大です。
この素麺もシンプルなだけにありがたさを感じます。
心も体もお腹の中も癒されましたww
これで、素麺は食べ収めです。
Chocola (id:A-hanoi) さん
なんとなく身近にいるような感覚ありますよね。
サンタも一緒に歩いてくれたのかなぁ・・・
常にサンタが傍にいてくれると思えば寂しくないですね。
Chocolaさんの傍にも、ふうちゃんがずっといるのね。
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ゴールデンレトリバーサンタのお気楽な日常
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