ぶらっと紅葉ハイキング 前編【富山:呉羽山周辺】

きのうは、秋晴れのもとハイキングに行ってきました。

向かった先は家から車で 10分程度の「呉羽山丘陵」。

富山市民俗民芸村の無料駐車場に車を停めてスタートです!

ハイキングコース

丘陵の中にはフットバスと呼ばれる遊歩道(山道)もありますが今回は丘陵からその周辺を歩きます。

富山市民俗民芸村(駐車場)
・長慶寺と五百羅漢
呉羽山公園展望台
呉羽山園都市緑化植物園
・北代縄文広場
・小鍛冶本舗(和菓子)
富山市民俗民芸村(駐車場)

富山市民俗民芸村

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駐車場からいきなりの階段登りです。

丘陵の一角にある文化村です。


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これらの博物館があります。

遺跡出土品などを展示する「考古資料館」
生活用具や仕事用具などを展示する「民俗資料館」
富山売薬の歴史を伝える「売薬資料館」
民衆的工芸品を展示する「民芸館」
合掌造りを移築した「民芸合掌館」
庶民の陶磁器を展示する「陶芸館」
郷土の水墨画家・篁牛人の「篁牛人記念美術館」

その他に・・・

お抹茶や和菓子がいただける「茶室円山庵」
「陶芸館」や「とやま土人形工房」では絵付体験も楽しめます。



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民芸合掌館



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茶室円山庵




長慶寺と五百羅漢

富山市民俗民芸村から丘陵の中の車道をしばらく歩いて長慶寺に到着しました。


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長慶寺(ちょうけいじ)は、富山県富山市五艘[1]にある曹洞宗の寺院。
山号は法羅陀山(ほらださん)。本尊は釈迦如来。開基は日輪当午。
長慶寺の本尊は「桜谷大仏」と呼ばれる大仏であったが、1870年(明治3年)頃、廃仏毀釈の折に富山藩の命により失われ、現在は仏頭のみが鎮座する状態となっている。


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500体余のの石仏が立山連峰を望むように建っています。

この500体はある石仏の表情はひとつひとつが違っていて、同じ顔は2体とないそうです。

紅葉とおびただしい数のお地蔵さんが圧巻でした。



呉羽山公園展望台

登り坂を少し歩くと今回のハイキングで最高地点の呉羽山公園展望台に着きました。

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富山の街と立山連峰



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立山を開いたという伝説の少年佐伯有頼(ありより)の像

立山開山の伝説とは・・・

むかしむかし、この立山に佐伯有頼(さえきありより)という少年がいました。
ある日、有頼は父が大切にしている白鷹をこっそり持ち出し鷹狩りへでかけました。
ところが、白鷹は急に有頼の手をはなれ、空高く飛び立ってしまいました。
有頼は白鷹を必死で追いかけました。
こずえにとまったところを捕まえようとしましたが、そこに突然一匹の熊があらわれ、おどろいた白鷹はふたたび逃げてしまいました。
「憎き熊め!よくも父の白鷹を逃がしたな!」
怒った有頼は、熊めがけて矢を放ちました。
矢はみごと胸に命中。
熊は傷口から血を流しながら山の奥へと走り去っていきました。

有頼は地面に点々と落ちた血を目印に何日も熊を追いかけ立山の奥深くへと進んでいきました。
ついに、熊が立山頂上近くの岩穴に逃げ込んだことをつきとめました。
「今度こそは…」
有頼は、岩穴に踏み込みました。
しかし、中にいたのは熊ではありませんでした。

そこには、金色に輝く阿弥陀如来が立っていました。
よく見ると、その胸には有頼が射た矢がささっています。
阿弥陀様に向かって弓を引いたのか…!」
呆然とする有頼に、阿弥陀様が言いました。
「白鷹も熊も、すべてはお前にわたしの思いを託すため。
この尊い山に多くの人が信仰をささげられるよう、
お前は僧になってこの山を開きなさい」
お告げを受けた有頼は感激し、
名を慈興と改めて立山開山にその一生をささげました。


ことあとも呉羽山を下山して周辺を巡ります。

後編に続く。




ただいまバーチャル旅行中:106日目

北陸の冬の風物詩
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雪から枝を守るために補強する「雪吊り」です。

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今日の歩行距離 8.9 km (5.2 km/h)
今日の歩数 12,795 歩
通算の距離と歩数 810.2 km:1,148,344 歩
到達地点 道の駅 萩往還 駐車場
山口県萩市椿
目標地点 小倉駅まであと 89.1 km



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